この記事を見てくださっているということは、こんな悩みを抱えていませんか?
留学エージェントや実際に自分で準備を進める前にオーストラリアはどういった国なのか、実際にどんな準備が必要なのかなど、ネットや留学エージェントで教えてもらってもいまいちピンとこないことも多いですよね?
そこで!今回本記事では、現在オーストラリアのシドニーに留学をしている私が実際に留学する際の流れを徹底的に解説していきます。最後まで読んでいただければ、留学に対してのハードルが少し低くなり、スムーズに準備を始める事ができます。留学経験者の筆者がわかりやすく解説していきますので、是非参考にしてくださいね!
- 目的別!オーストラリア留学にオススメの都市5選
- 実際に行ったからわかる 留学前に必要な最低限の準備
- 最低これだけあればOK!オーストラリア留学にかかる初期費用
- オーストラリア留学エージェント徹底比較!
- まとめ
オーストラリア留学に人気の代表的な都市といえば、シドニー・メルボルン・ゴールドコースト・パース・アデレードの5つがあります。
①シドニー【オーストラリアの都会を満喫したい人向け】
②メルボルン【アートやカフェを楽しみたい人向け】
③ゴールドコースト【ビーチやサーフィンを楽しみたい人向け】
④パース【英語環境でどんどん英語を学びたい人向け】
⑤アデレード【芸術やワインが好きな人向け】
オーストラリアと一概に言っても、都市によって雰囲気や都会度が大きく異なってくるので、自分の性格ややりたい事に応じて都市選びをするとより楽しく充実した留学生活が送れるでしょう。そのため、まず自分がどの都市に適しているか知る事が大切です!! もう行きたい都市が決まっているという方も他の都市の特徴についても把握しておくと、現地の方との会話も弾むのでぜひ、参考にしてみてください!
①シドニー
オーストラリアの都会を満喫したいという方にオススメ!
オーストラリア最大の都市として有名なので、留学やワーホリに1番人気の都市です。
シドニーのシンボルであるオペラハウスはもちろん、地元の遊園地ルナ・パークやショッピングや食も楽しめるレジャースポットのダーリンハーバー、大型ショッピングセンターなどなんでも揃っているので飽きない留学生活が送れます。また、都会的な一面の他にも、ボンダイビーチやブルーマウンテンなど自然が楽しめるスポットもあるので週末に友達と自然を感じに行くこともできちゃいます!
日本人をはじめ、他のアジア圏からの留学生も多く多国籍な雰囲気も魅力です。
ただ、オーストラリア1の大都市ということもあり、家賃や物価は他の都市と比べると2〜3割りほど高いです。
シドニー留学にオススメの人・オススメできない人
こんな人にオススメ | こんな人は注意 |
・ショッピングも食も楽しみたい都会派
・週末のアクティビティーも楽しみたい人 ・多国籍な友達を作りたい人 ・留学予算に余裕がある人 |
・自然が多い都市に留学したい人
・日本人が少ない都市に留学したい人 ・留学費を抑えたい人 |
②メルボルン
アートやカフェを楽しみたいという人にオススメ!
シドニーに次ぐオーストラリア第二の大都市です。伝統的なビクトリア調の建物が並んでいてクラシカルでまるでヨーロッパにいるような雰囲気を味わえるのが特徴。オーストラリア第二の都市でありながら「ガーデンシティー」と呼ばれるほど緑豊かなのも魅力の一つです。また、英誌エコノミストが毎年発表している『世界で最も住みやすい都市ランキング』では5年連続1位を獲得しているほど生活環境が整っています。
家賃や生活費もシドニーと比べると抑えめなので、「都会に住みたいけシドニーは高すぎる…」という方にもおすすめです。
ただ、気候の変化の激しいことが多く、急に雨が降ってきたり、時には1日の中で気温差が極端に大きい日があります。
メルボルン留学にオススメの人・オススメできない人
こんな人にオススメ | こんな人は注意 |
・住みやすさを重視する人
・ヨーロッパ調の雰囲気を楽しみたい人 ・おしゃれなカフェや建物を楽しみたい人 |
・観光名所をたくさん見たい人
・天気が安定している都市に留学したい人 ・週末にアクティビティーを楽しみたい人 |
③ゴールドコースト
ビーチやサーフィンを楽しみたい人にオススメ!
都会!という感じはしませんが、綺麗な海や自然を身近に楽しめリゾート的な日常を楽しめます。観光地や商業施設、アミューズメントパークなども多いため、年間を通して賑わっていて欧米のリゾートのような雰囲気も楽しめます。
また、雨の日が少なく一年中比較的過ごしやすい気候で冬でも暖かい日は20度を越すこともあるので暖かい気候が好きな人にはおすすめです。
ただ、シドニーやメルボルンと比べると、街自体が小さいので学校や住宅の選択肢が少ないのが難点です。
ゴールドコースト留学にオススメの人・オススメできない人
こんな人にオススメ | こんな人は注意 |
・海やサーフィン、リゾートが好きな人
・ワイワイした雰囲気の都市に留学したい人 ・留学中にリフレッシュを求める人 ・ゆっくりしたライフスタイルを送りたい人 |
・日本人が少ない都市に留学したい人
・暑い気候が苦手な人 ・都会的な雰囲気を楽しみたい人 |
④パース
英語環境でどんどん英語を学びたい人にオススメ!
オーストラリアの西側に位置し、国内では4番目の都市です。オーストラリア内の都市の中で唯一西側にあることから他都市へのアクセスはあまり良くないですが、「世界で一番美しい都市」とも言われるほど、自然と都会的な雰囲気がバランスよく調和する街です。加えて、パース近郊には、オーストラリアならではの奇景ピナクルズやウェーブロックなどユニークな遺産や、オーストラリアでしか見れない動物もたくさん生息しているので週末に動植物と触れ合うことも可能です。
また、他の都市と比べると日本人が少ないので英語を話さなければいけない環境を作りやすいので英語をガッツリ勉強したいという方におすすめです。
パース留学にオススメの人・オススメできない人
こんな人にオススメ | こんな人は注意 |
・誘惑の少ない場所で勉強に励みたい人
・動植物と触れ合いたい人 ・ヨーロッパの雰囲気が好き人 ・英語環境で英語に慣れたい人 |
・アクセスがいい都市を選びたい人
・英語初心者の人 |
⑤アデレード
芸術やワインが好きな人にオススメ!
オーストラリアの南部に位置する都市で、他の都市に食らえると圧倒的に日本人が少ない都市としても知られています。また、学生に人気な学園都市としても有名で、高い評価を受ける小中高等学校をはじめ、質の高い語学学校や専門分野をより実践的に学べる州立の専門学校 (TAFE)、国際的に認められたオーストラリアの名門大学など、様々な教育機関が充実しています。コンパクトな街中にはレストランの数が非常に多く、芸術とワインの街として有名で、毎年3月に1年交代でアデレード芸術祭とバロッサ・バレー・ワイン祭が開かれているので食やワイン好きにはたまらない都市です。
ただ、オーストラリア内では南極に近い場所に位置しているため、冬場は霜が降りる地域もあるため防寒対策が必須です。
アデレード留学にオススメの人・オススメできない人
こんな人にオススメ | こんな人は注意 |
・留学コストを抑えたい人
・食・ワインが好きな人 ・芸術が好きな人 ・日本人の少ない都市を選びたい人 |
・日本からのアクセスがいい都市を選びたい人
・他都市へのアクセスがいい都市を選びたい人 ・飽きっぽい人 ・寒さに弱い人 |
「留学に行きたいけど何から始めたらいいんだろう」「必要な準備は何だろう」とお悩みの方も多いと思います。
留学を計画するにはある程度決まった準備の流れがあり、準備期間は半年ほどあれば準備に抜け漏れがなくなるため、トラブルもなく留学をスタートできるでしょう。
ここでは難しい手順は省いて必要最低限の準備を5つのステップに分けてご紹介していくので、この記事を参考にしながら留学に必要な順位や流れを把握していってください。
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まず、オーストラリア留学の準備を始める前にいくつか考えておくべき事があります。
ー留学の目的と目標を明確にする
留学をするにあたって、その留学を通して自分がどのようになりたいか、何を達成したいかを明確にすることはとても大切です。私自身、オーストラリアの大学に留学をしていますが、長期間の留学は飽きや慣れが生まれやすくモチベーションが下がる時期がありました。その時に、自分が何で留学を決意したのかが明確になっていると再度モチベーションを高める事ができ、留学の成果も出やすくなります。
ー留学期間を決める
目的と目標が決まったら、留学する期間を考える必要があります。
留学期間は一概に「◯ヶ月行きたい!」と決めるものではなく、自分の目的や目標を達成するのにどのぐらい必要かを考慮し、自分に合った期間留学に行くのが理想的です。
ただ、学校や仕事の関係で十分な時間を確保できなかたもいると思うので、まずは自分が留学にさける時間はどのくらいあるのかも視野に入れて考えてみてください。
ー予算を決める
期間を決めたら最後に予算を決めましょう。
やはり、留学をするためにはどうしてもそれなりの予算が必要になってきますので、自分がどれぐらいの金額を留学にかける事ができるか考えてみてください。
予算の詳細は次章で説明していますので、ぜひ参考にして自分の行きたい期間と予算を照らし合わせてみてください。
上記の3つを決めたら以下の5つのステップを参考に準備に取り掛かりましょう。
①都市・学校選び
最初にご説明した通り、オーストラリアといっても都市によって全く異なる雰囲気があります。記事の最初に記載している「性格別!オーストラリア留学オススメの都市5選」を参考に、自分はどの都市に合っているか、どのような環境で留学生活を送りたいかを考えた上で都市を選びましょう。
行きたい都市を決めたら、学校を選びます。
とはいえ、数ある学校の中から選ぶのは大変でしょうからまずは、気になった学校のホームページや特徴、口コミ情報をみてみると良いでしょう。
留学エージェントを通しての留学を考えている方は、エージェントに相談して決めることも可能です。
②学校への書類申請手続き
行きたい都市と学校を決めたら、学校への入学手続きを始めましょう。
まずは、希望の学校に連絡をし入学の申し込みをします。エージェントを使わずに自分で手配する場合は必要書類を準備し、郵送もしくはメールで送ります。
ただ、書類は基本的に英語で書く事が多く全ての書類を自分で準備することは意外と大変です。そのため、留学初心者の方やスムーズに手続きを進めたい方は、留学エージェントに依頼して手配をサポートしてもらうことをお勧めします。
記事の最後に人気の留学エージェントを比較していますのでぜひ参考にしてみてください。
手続きが完了したら、費用を送金します。
入学金や授業料、空港までの送迎代、ホームステイあるいは寮の費用は基本的に先払いですので、見積書や支払い書にそって入金しましょう。
③留学手続き
学校への入学が決まったら、渡航に必要な書類などの準備が必要になります。
自分で手配月必要な物は下記の4つです。
・パスポート
・ビザ
・航空券
・海外留学保険
それぞれ詳しく解説していきます。
・パスポートの準備
すでに自分のパスポートを持っている方は省略して構いませんが、持っていない方はパスポートを 準備しましょう。
パスポート発行には申請してから1〜2週間ほどかかるので早めに手配しましょう。
また、ビザの種類によって必要なビザの残存期間が異なる事がありますが、基本的には渡航期間に加え最低でも6ヶ月の有効期限が必要です。
そのため、すでにパスポートを持っている方も有効期限が十分にない場合は新しいものに更新が必要です。
・ビザ申請
留学の期間が長い場合、ビザの取得が必要です。
3ヶ月未満の留学の場合:観光ビザのETASの取得が必要
オーストラリアETAアプリから申請
3ヶ月以上の留学の場合:学生ビザが必要
ImmiAccountから申請
・航空券の手配
パスポート・ビザを取得したら航空券を購入します。
航空会社や時間などはご自身の好みで決めていただいて構いません。
ただ、フライト時間が直行便でも10時間ほあるため乗り継ぎは少ない方が疲れずに渡航できます。
・海外留学保険(OSHC)に加入
オーストラリアでは、学生ビザを保持する留学生に対して「OSHC」という保険の加入を義務付けています。
万が一留学中に体調を崩したり、怪我をした場合は病院に受診しに行く際に、海外留学保 険に入っていないと、保険が適用されていない金額を請求されてしまいます。オーストラリアの医療費は日本と比べると高いため、保険に入っていない場合、数十万と請求されることもあるため、海外留学保険に加入し、保険内の金額で受診できるようにしておきましょう。
私自身、留学を初めたての時に環境に適応するのが大変で体調を崩し病院に連れて行かれた際に、保険に入っていたため高額な受診費を請求されずに済みました。いくら健康でも、留学中は環境の変化や色の違いで体調を崩す事もあるので必ず加入しましょう。
OSHCは留学先の学校または、留学エージェントを通して手続きを進めます。学校ごとに契約している保険がある場合も多いため、その場合は指定のものに加入します。学校に到着後、学校で保険証カードを受け取りましょう。保険料の相場は下記の表にまとめていますので参考にしてみてください。
OSHCの料金
3ヶ月 | 6ヶ月 | 9ヶ月 | 12ヵ月 |
約145ドル | 約290ドル | 約410ドル | 約520ドル |
④英語の勉強
ここまでは書類などの準備について紹介してきましたが、留学に必要な準備はそれだけではありません。オーストラリアに入国した瞬間から、日常生活や授業、全ての場で英語が求められます。そのため、留学前にある程度英語を勉強していくこともとても大切な準備です。
日本の学校である程度の英文法や英単語を学んでいる方も多いと思いますが、実際にオーストラリアに行った際には文法よりも単語だけでも話す事が重要です。留学生活を充実させ、現地での英語学習の効率を上げるためにも、あらかじめ日本で単語や英会話の勉強をすると良いでしょう。
参考までに、私は留学前にリスニングやスピーキングのスキルを上げるためにシャドーイングという勉強方法を活用していました。また、単語やライティングの勉強のために毎日英語で日記をつけるようにしていました。
⑤荷物の準備
上記の用意が終わったら、最後に荷物を準備しましょう。
留学にいくための必需品を下記リストにまとめていますので参考にしてみてください
必需品リスト |
現地調達できるもの |
・上記で用意した書類等
・滞在先資料 ・入学許可証 ・現金(オーストラリアドル&日本円) ・クレジットカード ・国際キャッシュカード ・コンセント変換プラグ ・変圧器 ・延長コード ・筆記用具 ・常備薬(風邪薬や痛み止めを含む) ・最低限の下着/衣服 ・生理用品 ・洗顔フォーム/基礎化粧品 ・化粧品 ・コンタクトレンズ/洗浄液 ・インスタント日本食 ・日本の調味料 ・英文の診断書(持病などがある方のみ) |
・シャンプー/トリートメント ・歯ブラシ/歯磨き粉 ・ティッシュ ・爪切り ・日焼け止め ・ドライヤー ・ヘアアイロン ・フライパンなどの調理器具 ・炊飯器 ・髭剃り/剃刀 ・衣服 ・洗濯用品 |
また、携帯電話は事前にSIフリー設定にしておくと、現地についてすぐにオーストラリアのSIMを入れて使えるのでおすすめです。
実際に留学に必要な費用はどのぐらいかかるのか気になっている方も多いと思います。そこで、本章では、学校の種類別の学費、その他の必要費用について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
<学費>
語学学校 | 専門学校(1年)、TAFE | 大学、大学院(1年) |
約$250~380/週 | 約$12,000~18,000 | 約$22,000~28,000 |
<滞在費>
ホームステイ
平日2食、土日3食付 |
寮
食事なし |
シェアハウス
食事なし |
約$260~280/週 | 約$180~280/週 | 約$150~180/週 |
<その他事前準備に必要な費用>
航空券代(往復) | 約16~20万円 |
保険代 | 約2万円 |
ビザ申請料(学生ビザ) | 約$710 |
OSHC | 約$145~520 |
その他に、留学エージェントを利用する方はエージェント費用も重なります。
「オーストラリア留学を考えているけど、自分で準備するのは不安」という方は、留学エージェントを通して準備を進めるのも良いでしょう。エージェントを利用すると、事前の準備はもちろん、現地で何か必要な書類がある時や学校の成績書の翻訳などのサポートもしてもらえます。
本章では、人気のオーストラリア留学エージェント5社を比較していますので是非参考にして考えてみてください。
評価のポイントは次のとおりです。
口コミ:利用者の良い口コミと悪い口コミの比率
サポート費用の明確さ:エージェント利用にかかる手数料や料金が分かりやすいか サポートの充実度:国内/現地に相談窓口が設置されている・対応時間が長いか 実績や信頼性:あっせん実績が確認可能で、長い運営実績や豊富な対応数が分かるか |
下記の表は1〜5段階の評価を●で記しています。
エージェント | 口コミ | サポート費用の明確さ | サポートの充実度 | 実績・信頼性 |
留学ジャーナル | ●●●●(4) | ●●●(3) | ●●●●(4) | ●●●●●(5) |
スマ留 | ●●●(3) | ●●●●(4) | ●●●(3) | ●●●●(4) |
ISS留学ライフ | ●●●●(4) | ●●●(3) | ●●●●●(5) | ●●●●(4) |
iae留学ネット | ●●●(3) | ●●●●(4) | ●●●●●(5) | ●●●●(4) |
YAC Agency | ●●●●(4) | ●●●●(4.5) | ●●●●(4.5) | ●●●●●(5) |
ちなみに、私はiae留学ネットを利用してシドニーの大学に留学しています。留学手数料が0円で、ビザ取得や保険の加入などのサポートはもちろん、オーストラリア現地オフィスからもサポートが受けられるのでとても助かっています。
今回は、オーストラリア留学をするにあたり必要な準備と考慮することについてまとめてみました。留学するのに不安もたくさんあると思いますが、本記事に記載してある手順に沿って準備をすればスムーズに留学をスタートする事ができますので実践してみてください!
また、「自分で英語書類の手続きをするのが難しい」という方は、記事中で留学エージェントの比較をしていますのでぜひチェックしてみてください。
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